GSX-R    
2024年3月20日(水) タイヤ交換(MICHELIN POWER GP)
 9:23 タイヤ交換

 先日の南房総ツーリングでGSX-Rのタイヤが終わりました。

 春分の日の今日、タイヤを交換します。

 まずは、車庫からGSX-Rを引っ張り出して、青空ガレージ。(笑)
 走行距離

 ここまでの距離計は、46,481km。

 前回交換したときが、記録だと 37,105km

 なので、 46,481 − 37,105 = 9,376 km 走行しました。


 今履いているPIRELLI のDIABLO ROSOUですが、ハイグリップタイヤに分類されるタイヤで、一般的には比較的摩耗が早いらしいです。
 よく聞くライフは 5,000km前後。

 自分は9,000kmも保ったので、普段飛ばしてないのがバレバレです。(笑)
 9:23 リヤタイヤは

 さて、前回までのツーリング後のリヤタイヤの状況。

 浅い角度のところにあるスリップマークが出ちゃってますね。
 終了です。

 一般道でこれ以上減っている状態で乗っていると、整備不良で捕まっちゃう可能性がゼロではありません。
 
 むか〜しむかし、別件で白バイに停められたときに、ゴネていたら、白バイ警官が自分のスリップマークの出ていたタイヤを見て、「じゃあ、整備不良で(キップ)を切るぞ。」と脅されたことがあります。(笑) (昔の話です)

 いずれにせよ、今度の週末には車検に持っていこうと思っているので、このままじゃ車検通りません。

 
 9:25 フロント側は

 フロント側。

 こっちも結構減ってますね。

 普段、GSX-Rで自分の乗り方だと、リヤタイヤが終わっていても、フロントは4分くらい残っているのが普通でした。
 これだと、もうすぐスリップマークが出ちゃう。 1〜2分残りくらいかな。

 これくらい、両方同じくらいな感じで減ってくれると、未練なく前後共交換できますね。

 逆に、フロントの方が早く減ると、路面が濡れているときに時にフロントタイヤから滑りそうで、嫌ですけどね。
  9:33 まずはリヤタイヤから

 それでは、まずはリヤタイヤから交換しちゃいます。

 ちゃっちゃとリヤのホイールをバイクから外しちゃいます。
 9:39 ビートを落とす

 タイヤを外したら、エアーを抜いてビート ブレーカを使ってビートを落としますが・・・・。

 ビートがリムにびっちり張り付いちゃってますねぇ。

 「おおっ、剥がれねぇ。」

 この剥がれにくさは、PIRELLI タイヤの特性なのかな。
 それともビートクリームの影響?

 9:48 リヤ タイヤ

 外れました。

 自分でタイヤ交換していると、掃除をしながらなので、やたら時間がかかっちゃいます。

 9:54 おニューのタイヤは在庫品

 それでは、交換するおニューのタイヤを準備しましょう。

 おニューのタイヤは、実は去年の5月に買った在庫品。

 去年のゴールデンウィークにロングツーリングに行くのでタイヤを注文したんですが、注文したタイヤがゴールデンウィーク前に間に合わなくて、急遽、お店に在庫してあったPIRELLI のROSSOUを履いたんですよね。
 その後、ゴールデンウィーク後にタイヤが入荷したので、在庫にして車庫に仕舞っておきました。
 9:55 おニューは

 交換するタイヤは、ROSSOUの以前はMICHELIN のPOWER GPを2セット、その前はPOWER RS を3セット履きました。

 在庫のタイヤは MICHELIN のPOWER GPです。
 3セット目。

 POWER GPは今年の1月に新製品の”POWER GP2”に変わっちゃいましたが、まあ、それはそれ。(笑)
 9:56 タイヤのオイル分が

 新しく交換するタイヤは、長期間ガレージに仕舞いっぱなしなるのが分かっていたので、汚れ防止のためにラップでグルグル巻きにしておきました。

 ラップを剥がしてみると、タイヤのオイル分が出て、結構茶色くなってます。
 結構、オイル分って出るんですね。

 9:56 製造年月は

 新しいリヤタイヤ。

 製造年月を確認すると、”3322”と言うことで、2022年の33週。

 2022年の初秋くらいかな。

 今が2024年の3月なので、保管1年半。

 全然許容範囲でしょう。

 9:58 回転方向を

 それでは、タイヤのローテーション(回転方向)を確認したら、組付けていきます。
 回転方向を間違えると、もう一回組付け直さなきゃならなくなるので、悲しいですからね。(笑)
 10:04 

 
新しいタイヤ組んでいきます。

 MICHELIN のPOWER GP はPIRELLI の ROSSOUに比べるとケースは柔らかいです。
 なので、組付けるのが楽。
 
 タイヤを組んだら、エアーを入れてビートを上げます。


 タイヤを組んだら、車体に組付ける前に、スイングアームとか、リヤサスペンションのリンク周りとかを、この機会に掃除しちゃいます。
 乾くまで組付けずに、フロントの交換を先にしちゃいます。
 10:23 続いてフロント側も

 続いて、ふぉRンと側の交換しちゃいます。

 リヤタイヤを組付けようと思ったら、下がビチャビチャだ。(笑)
 10:27 フロントタイヤを

 まずは、バイクからフロントタイヤを外します。

 エアーを抜いて、ビートを落とす準備をします。

 10:41 フロントタイヤには

 PIRELLI のフロントタイヤ外しました。

 やっぱり、がっちりビートが張り付いちゃってました。

 ビートを落とすのに、ビートブレーカーが滑っちゃって、ちっと苦労しましたね。
 10:48 フロント側の

 新しいフロントタイヤ。

 こっちも製造年月は、”3022”と言うことで、2022年の30週。

 2022年の晩夏くらいかな。

 今が2024年の3月なので、保管1年半強。

 自分自身、タイヤは1年間ぐらいで交換しているので、製造から3年以内には使い切る感じなので、問題ないですね。

 10:49 フロントも回転方向を

 それでは、ローテーション(回転方向)に気を付けて、組んでいきましょう。

 11:02 組付けた

 新しいタイヤを組付けて、エアーを入れて、ビートを上げました。

 
 11:03 ホイル バランスを

 組付けたフロントタイヤのバランスを取ります。

 リヤタイヤもバランス取ってなかったので、フロントが終わったら、リヤもバランス取ります。

 11:39 組み付け

 バランスを取ったら組み付けます。

 組付けまで、ちょっと時間がかかっているのは、やっぱりフロント周りの掃除をしていたから。(笑)

 組付けたら、まずはアクスル ナットは規定トルクで。

 
 11:40 ピンチ ボルトを

 次にアクスル シャフトを締め付けるピンチボルトの締め付け。

 ピンチボルトは、フロントフォークをOHLINSに変更してあるので、購入したときのデータを元に、これも指示されたトルクで締め付けます。
 11:53 ブレーキ キャリパーを取付け

 タイヤをフロント フォークに組み付けたら、ブレーキ キャリパーを取り付けて。
 
 GSX-Rのキャリパーを固定しているボルトも、サービスマニュアルにある既定のトルクで締め付けます。
 12:10 リヤを

 フロントのタイヤ交換をしている間に、リヤの路面も乾きました。

 ので、リヤタイヤも組付け。

 アクスルのボルトは規定トルクで締め付け。

 で、タイヤ交換作業終わりました。
 12:16 仕舞い

 お昼を過ぎちゃったので、急いで片づけます。

 
 GSX-Rの車検が4月18日までなので、今度の週末にはK2Yに持っていく予定です。


 (おわり)